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  • 2017.8.18

  • 12月1日に初披露される新衣装の魅力をご紹介します


    12月1日に開催される東京オペラシティでのコンサート。

    なんとそこでフジコさんが着用されるのは、初お披露目となる新衣装です。

    今回は、その素敵な衣装をつくったコスチュームデザイナーの槇田晴香さんに、フジコさんとの出会いのエピソードから、初披露となる衣装の魅力についてたっぷりお話しを伺いました。

    ■フジコさんとの思い出
    フジコ様との出会いは、女子美術大学長様の受賞記念衣装を納めたとき、友人の理事からご紹介をいただきました。

    ご紹介いただいた翌日、ご自宅に伺いお部屋に上がらせていただくと、グランドピアノがあり、「あー、このお方、ピアノをお弾きになるのね」と思いました。

    気がつくと、1960年物の赤ワインが開いており、フジコ様から「出会いを祝って、カンパイしましょ!」の一言。

    すっかりハートを掴まれ、丈を見るために「ちょっとピアノの前に座って下さい」と申しますと、素晴らしい演奏が始まり、もうノックアウト!
    「明後日、ニューヨークに行くので衣装をつくって、あとから来るものに持たせて欲しいのよ!」とそこで初めてオーダーをいただきました。

    恥ずかしながら私はこの瞬間まで、フジコ様が有名なピアニストだと言うことを知らなかったのです。今ではすっかりフジコ様の魅力に吸い寄せられ、お手伝いさせていただいています。

    ■衣装制作時のエピソード
    フジコ様は世界中を旅して、古き善き布を入手していらっしゃいます。

    私は、その善き布に、ハサミを入れるとき、いつもこの言葉を言います。
    「私の言うことを聞いてね!素晴らしくしますよ。フジコ様と一緒に、世界中を旅して圧倒的な光と歓声を浴びるのよ」と。

    以前、どこかのお城から100年くらい前の貴婦人が着用していたようなドレスを手に入れられて、「これを着たいわ!」と手渡され、「ドイツで見たオペラでチェチーリア・バルトリが、こんな衣装を着ていたのよ!」と、かわいいスタイル画をサーッと描きながらイメージを伝えてくれました。フジコ様との衣装の打ち合わせは、いつもこんな感じで楽しい限りです。

    ■今回デザインした衣装のポイント
    今回の衣装は、銀色で、袖をたっぷりに、そして審美眼にかなった貴婦人が着用していたドレスの布を使ってほしいというリクエストをいただき、フジコ様の大好きな小さなビジュー付き銀花ボタンを150個製作しました。

    IMG_1184_800pix.jpg

    今回12月1日に初披露する衣装の名前は「月夜奏~銀の花びら降り注ぐ」です。世界中で月夜を照らす衣装になってくれるでしょう。

     

    ■『槇田晴香』プロフィール
    コスチュームデザイナー。繊維卸商に生まれ、女子美術大学へ進む。現在、世界的ピアニストのフジコ・ヘミングや華道家・假屋崎省吾の衣装製作を行う。

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レポート

  • 2017.8.18

  • 12月1日に初披露される新衣装の魅力をご紹介します


    12月1日に開催される東京オペラシティでのコンサート。

    なんとそこでフジコさんが着用されるのは、初お披露目となる新衣装です。

    今回は、その素敵な衣装をつくったコスチュームデザイナーの槇田晴香さんに、フジコさんとの出会いのエピソードから、初披露となる衣装の魅力についてたっぷりお話しを伺いました。

    ■フジコさんとの思い出
    フジコ様との出会いは、女子美術大学長様の受賞記念衣装を納めたとき、友人の理事からご紹介をいただきました。

    ご紹介いただいた翌日、ご自宅に伺いお部屋に上がらせていただくと、グランドピアノがあり、「あー、このお方、ピアノをお弾きになるのね」と思いました。

    気がつくと、1960年物の赤ワインが開いており、フジコ様から「出会いを祝って、カンパイしましょ!」の一言。

    すっかりハートを掴まれ、丈を見るために「ちょっとピアノの前に座って下さい」と申しますと、素晴らしい演奏が始まり、もうノックアウト!
    「明後日、ニューヨークに行くので衣装をつくって、あとから来るものに持たせて欲しいのよ!」とそこで初めてオーダーをいただきました。

    恥ずかしながら私はこの瞬間まで、フジコ様が有名なピアニストだと言うことを知らなかったのです。今ではすっかりフジコ様の魅力に吸い寄せられ、お手伝いさせていただいています。

    ■衣装制作時のエピソード
    フジコ様は世界中を旅して、古き善き布を入手していらっしゃいます。

    私は、その善き布に、ハサミを入れるとき、いつもこの言葉を言います。
    「私の言うことを聞いてね!素晴らしくしますよ。フジコ様と一緒に、世界中を旅して圧倒的な光と歓声を浴びるのよ」と。

    以前、どこかのお城から100年くらい前の貴婦人が着用していたようなドレスを手に入れられて、「これを着たいわ!」と手渡され、「ドイツで見たオペラでチェチーリア・バルトリが、こんな衣装を着ていたのよ!」と、かわいいスタイル画をサーッと描きながらイメージを伝えてくれました。フジコ様との衣装の打ち合わせは、いつもこんな感じで楽しい限りです。

    ■今回デザインした衣装のポイント
    今回の衣装は、銀色で、袖をたっぷりに、そして審美眼にかなった貴婦人が着用していたドレスの布を使ってほしいというリクエストをいただき、フジコ様の大好きな小さなビジュー付き銀花ボタンを150個製作しました。

    IMG_1184_800pix.jpg

    今回12月1日に初披露する衣装の名前は「月夜奏~銀の花びら降り注ぐ」です。世界中で月夜を照らす衣装になってくれるでしょう。

     

    ■『槇田晴香』プロフィール
    コスチュームデザイナー。繊維卸商に生まれ、女子美術大学へ進む。現在、世界的ピアニストのフジコ・ヘミングや華道家・假屋崎省吾の衣装製作を行う。

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